参考症例
Casesかかりつけの先生へ 可能な限りの抜歯の回避
2018.04.20(金)
医療従事者向けの投稿になります。
左下6番の根管治療のお話をいただきました。
根管治療後、遠心根は予後不良のためヘミセクション予定とのことでした。
診査診断をさせていただいたところ、根管治療にて遠心根の対応、保存の可能性が出てきました。
患者さんとご一緒に来院されていましたかかりつけ医の先生と3人でお話させていただき遠心根も保存できるようであれば是非、と根管治療をさせていただきました。
6ヶ月の短期間経過ではありますが、根尖性歯周炎由来の遠心根を取り巻く透過像の消失傾向が認められます。
微力ながらも患者さん、かかりつけのお力になれて幸いです。
まだ広く周知されていない歯内療法の連携ですが、少しでもその輪が大きくなればと思っております。
お忙しいなか、同席いただいた先生からは
治療をご覧になって頂くことにより、その後の補綴処置に大変役立ったと感想をいただきました。
広くはない歯科院ではございますが、ご希望があれば同席を申しつけください。
(※患者さんのプライバシーの関係上、患者さんの同意をいただきましたかかりつけの先生に限らせていただきます)
また患者さんにおかれましても、ご家族の同席の希望がございましたら何なりと申しつけください。