参考症例|さいたま市大宮の根管治療専門歯科医院 ユモトデンタルクリニック

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2017.12.06(水)

歯科医療従事者向けの投稿になります。

 

 

主訴 頬側歯肉の腫脹、咬合痛

診査診断の結果 右下6番 根尖性歯周炎の診断のもと感染根管治療(再根管治療)を行いました。

2回法にて

治療1回目 補綴物コア除去、ラバーダム防湿、隔壁、破折ファイル除去、生物学的なコンセプトにのっとり作業長を設定、拡大形成、根管洗浄、根管貼薬、仮封までを終了

治療2回目 症状消失を確認、根管充填、築造、暫間冠合着 終了

経過観察時(3ヶ月、Krの都合もあり8ヶ月まで)根尖部のレントゲン透過像の減少を確認し、経過良好と判断いたしました。

今後かかりつけ医の先生に補綴処置を進めていただく予定になります。

 

 

 

術前

 

 

経過観察時(3ヶ月)

 

 

経過観察時(8ヶ月)

 

 

 

歯科医師から見て、根尖部のレントゲン透過像が大きいと判断される場合でも、適切な根管治療によって大切な患者さんの歯の保存が可能になる場合が多くあります。

「根尖性歯周炎」という病気を抜歯という手段で治療する前に、いま一度歯の保存をご検討いただければ幸いです。当院は歯科医院からの歯内療法分野の紹介をお受けしております。

2017.10.29(日)

痛みなどを伴わないものの、右下の第二小臼歯のむし歯が歯の中の神経(歯髄)にまで達した状態でした。
歯髄が一部外に露出していたため、炎症を起こした歯髄を取り除いて健康な歯髄を残す「VPT(生活歯髄療法 部分断髄)」を行いました。

被せ物を取って中のむし歯部分を除去
術中に神経が一部外に露出していることが判明。

炎症を起こしている歯髄部分を取り除き、MTAセメントを使って歯髄を覆ってから修復処置を行っています。

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