参考症例|さいたま市大宮の根管治療専門歯科医院 ユモトデンタルクリニック

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2018.06.05(火)

医療従事者向けの投稿になります

 

 

当院では根管治療のご依頼を頂いた際に根管充填後、原則として支台築造までを行わせていただいております。

 

 

 

 

(治療の全顎的な計画上、先生方のご意向によって根管充填後仮封にて患者さんをお戻しさせていただくこともあります。)

 

 

歯内療法専門医が行う支台築造

 

 

通常(Pro root MTAなどのバイオセラミックで根管充填、パーフォレーションリペアと同時に根管充填を行う以外)は根管充填後、ラバーダム防湿下にて即時に直接法にて支台築造を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

利点

1)ラバーダム防湿下でのより確実な接着操作

 

2)アポイント間の感染予防

 

3)間接法に比較し歯質削除量を最小限にできる

 

 

再感染防止、健全残存歯質の保存の観点から先生方のご理解をいただければ幸いです。

 

 

 

2018.05.31(木)

医療従事者向けの投稿になります。

 

 

 

根尖病変により生じる症状はどの患者さんにおいても大変つらいものと感じております。

 

 

以下のような透過像が比較的大きなケースにおいて症状の早期の軽減、消失を考えた際に、抜歯を行い、病気を解決させるというお話も選択肢には上がってくるやもしれません。

 

 

 

 

重度のPや重度のう蝕と違い、根尖性歯周炎の解決作が抜歯という選択肢だけではないのはご承知いただいている上で、加えて根尖の透過像の大きさも歯内療法の成功の成否には関わり合いがないことをご承知いただければと思います。

 

(大きな根尖病変は小さな根尖病変に比べ、治療後に縮小傾向を示し完全なる骨再生、ないしは瘢痕治癒を確認できるまでの期間が長いことは報告されております)

 

 

本症例においては透過像の原因歯は左上1番と診断しておりますが、左上2番の症状も該当歯とは別に確認されたため、左上1番の再根管治療後に両歯を外科的歯内療法を行っております。

 

 

(患者さんの費用面をご相談させていただき、本治療計画にて治療させていただきました)

 

 

 

 

左上1番再根管治療時

 

 

 

 

 

根管充填築造後

 

 

 

 

根管治療前、外科的歯内療法直後、術後6ヶ月

 

 

予後観察(検診)時

本ケースにおいては唇側から口蓋側に交通する骨欠損を生じていたため、骨の完全な再生ではなく瘢痕治癒という形態を最終的なゴールと定めさせていただきました。

 

 

治療を受けていただくだけでなく、治療後の予後観察(検診)は非常に大切です。

治療を受けていただきました多くの患者さんに予後観察のご協力をいただき大変感謝申し上げます。

 

 

その歯の保存も含め病気の解決のための治療を行い、早期の症状の消失とのちの良好な予後に少しでもご協力できましたら幸いです。

2018.05.31(木)

医療従事者向けの投稿になります。

 

 

今回は参考症例でなく申し訳ありません。

 

 

 

今週末に新潟市にて講師をさせていただいていますPESCJ関東支部 講演会を開催致します。

 

 

 

今後も関東圏にて歯科医師の先生方、衛生士さん、デンタルアシスタントの皆様に歯内療法の情報を提供していきたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご興味のある方は是非「ペンエンド関東支部」のHPより詳細をご覧いただければ幸いです。

http://pescj-kantou.org/index/

 

2018.05.28(月)

医療従事者向けの投稿になります。

 

観血的な資料がございますので一般の方はご覧いただくことをおすすめいたしません。

 

 

 

 

根管治療後も長引く痛みや症状、根尖性歯周炎という病気が治ってこない場合、歯内療法専門医は外科的歯内療法(多くは歯根端切除術)を行っていきます。

 

本ケースでは、患者さんも根尖性歯周炎により自発痛、咬合痛を主訴とされていました。

 

患者さんからお話を伺いました

 

以前にかかりつけの先生から残存歯質が少なく装着していただいていた修復物(頬側歯質のみが存在する比較的大きなアンレー)を外して根管治療をすることはさらに歯質が少なくなる、とので再根管治療を受けることを非常に心配されていました。

 

 

 

我々歯科医師も治療において健全な歯質を奪わないように最大限の注意をすると思います。

 

しかし歯科治療において(再発などにより)何度も治療を受けることにより残存歯質は少なくなる傾向があるのも

事実です。

 

患者さんともよく相談をさせていただき、今回は次点の策として歯根端切除術を行うことになりました。

 

また治癒後、その臼歯が長期的にもつように全部被覆冠をしていただく約束もしていただきました。

 

 

 

 

 

歯肉剥離、骨開窓

 

 

根尖部肉芽様組織除去

 

 

 

 

歯根端切除面

 

 

 

 

 

逆窩洞形成、充填後

術前のレントゲンで確認される不透過像(遠心根根尖部の破折ファイル片)は逆窩洞形成時に除去しております。

画像に確認される止血用の綿球は処置完了後に除去しております。

 

 

 

 

 

 

術後、補綴医の先生に歯冠補綴を行っております。

 

 

幸いにも症状の消失、根尖性歯周炎の治癒傾向を確認できております。

長期的にこの歯が今後も維持していただければ幸いです。

 

 

場合によっては歯根端切除術がその歯の健全残存歯質の可及的保存につながる事がございます。

 

当院が先生方の大切な患者さんのためにご協力できる事がございましたら、何なりとご連絡、ご相談下さい。

 

2018.05.22(火)

医療従事者向けの投稿になります。

観血的な写真がありますので、一般の方がご覧になることはおすすめいたしません。

 

 

当院は歯内療法の専門医院の特性上、根管治療後の補綴処置、修復処置はご紹介元の先生にて行っていただく連携を取らせていただいております。連携いただいている先生方におかれましては補綴処置、修復処置を非常に丁寧に行っていただきこの場をお借りしまして改めてお礼申し上げます。

 

 

 

 

原則としてかかりつけ歯科医院よりご紹介いただき、診察や治療を行っておりますが、かかりつけ医がない患者さんより直接受診の連絡をいただくこともあります。

 

 

 

 

 

勤務医時代に対応させていただいたケースになります。

 

お話を伺うと、以前右上1番に大きなう蝕、自発痛があり、根の先にも黒い影があるため根管治療を受けた。

 

 

何年も経ってからまたその歯がズキズキと痛くなってきて口蓋側歯肉の腫脹が生じてきた。

 

 

転居のため当時と違う歯科医院を受診した際に、うちでは黒い影が大きいので治療できないとのことで、患者さんご自身でインターネットで探して連絡をいただきました。

 

 

初診時のレントゲンになります。

 

 

 

他の検査を含め総合的に診査をさせていただいた結果

 

右上1番 (非歯原性の)鼻口蓋管嚢胞(切歯管嚢胞)

左上1番 症状のある根尖性歯周炎

 

と診断しました。

 

歯が原因の病気と歯が原因ではない原因ともに症状を起こしていました。

 

私が調べた限りでは、

 

先天性である鼻口蓋管嚢胞はレントゲン撮影時に偶然見つかることがほとんどで、

 

通常は無症状性な嚢胞である事、大きくなり感染すると症状が出る事がある。

 

完全な摘出により再発はほとんどない。

 

との事でした。

 

当然周囲の歯(今回であれば右上1番)をかりに抜歯しても歯原性ではないため治りません。

 

 

 

段階を経て

 

 

 

1)自発痛のある左上1番の根管治療

 

 

 

2)その後口蓋側の腫脹の原因である鼻口蓋管嚢胞の摘出

※現在 鼻口蓋管嚢胞の摘出は口腔外科と連携を取らせていただいております。

 

 

 

術後経過

 

 

 

 

幸いにも予後観察時には根尖性歯周炎と鼻口蓋管嚢胞ともに良好な経過が確認できます。

 

 

臨床において大切な患者さんの診断に困るということがあればご協力できる事があるもしれません。

当院まで何なりとご相談ください。

 

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